「加圧トレーニング」が最近注目を集めています。これは、足の付け根と腕の付け根にベルトを巻いて加圧し、
血液の流れを制限しながらトレーニングを行う、というものです。

加圧トレーニングのメリット

加圧トレーニングのメリットとして、短時間・軽い負荷の運動で高い効果が得られるので
毎日続けやすく、関節や筋肉に負担をかけないこと、特別な器具を必要とせず、
自分の体重を利用した腕立て伏せやスクワットでよいので場所を選ばないこと
成長ホルモンの分泌を高めるため、太りにくい体質になること、血液が今まで流れにくかった場所まで
流れるようになるので、冷え性や肩こりの緩和等の体質改善ができること、などが挙げられます。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

-

加圧トレーニングのメカニズム

では、加圧トレーニングのメカニズムをご紹介しましょう。
まず、運動の前に腕と太ももにベルトを締めて加圧します。
血液の流れを止めるのではなく制限することによって、動脈から新しい血液が流れ込んでいく一方、
静脈から血液が戻りにくくなります。

腕・脚に血液が多くなり、普段は使われていない毛細血管にまで血液が流れるようになります。
その状態で関節や筋肉を痛めない程度の軽い運動を約10分程度行うと、体内に疲労物質である乳酸がたまり、
それを察知した脳が成長ホルモンを分泌します。通常なら重いダンベルを使うなどの負荷をかける運動を
長時間行わなければこの状態になりませんが、加圧していることですぐに成長ホルモンの分泌が始まります。
運動終了後、ベルトを外すと血液が元通りに流れ始め、血流にのって成長ホルモンが体中に行きわたり、
トレーニング開始から約1時間後に体の各所で成長ホルモンが体脂肪を分解し始め、
2~3時間後から数日かけて筋肉を作り出してくれるのです。

加圧トレーニングは正しく行おう

しかし、血流を制限するということは、正しく行わないと健康を損なう危険があります。
簡単に加圧できるウエアや、トレーニング方法を紹介したDVDなども多く出回っていますが、
できればプロの指導者のいるジムなどで正しい方法を学ぶことをお勧めします。

成長ホルモンの分泌量が増えると、体脂肪が減り、筋肉量が増えるので、
体重の変化がなくても太りにくい体を手に入れることができます
また、骨折や肉離れ等のけがをした時でも、加圧トレーニングを行っていた人は
回復が早いというデータが出たり、脳梗塞などでマヒが残ってしまった方のリハビリにも使われたりと、
医療の分野でも活用されています。加圧トレーニングで健康的な肉体作りを始めてみてはいかがでしょうか。