ボツリヌス毒素はその名の通り毒性の高いものですが、そこから毒性を抽出し、美容治療に利用されている成分を
ボトックス(botox)といい、アメリカのアラガン社の登録商標薬剤です。

ボトックスの効果

ボトックスは筋肉を弛緩させる作用があることから、主にしわ治療に対して利用されており、
筋肉によってできるシワである「目尻のしわ」「眉間のしわ(カラスの足跡)」「法令線のしわ」「鼻唇溝」
などに対して効果を発揮します。他にも最近では多汗症・わきが治療に対しても広く利用されるようになりました。
また筋肉を萎縮させる働きもあるため、筋肉の肥大によって太くなったふくらはぎへの痩身治療や、
顔のエラに作用して小顔に見せる美容治療にも使われています。
ボトックスはアレルギーなどの副作用もなく注射だけで行えるため、プチ整形として人気があります。

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塗るボトックス

もっと気軽にボトックスを試したいという方には、塗るボトックスというものもあります。
「塗るボトックス」では、実はボトックスを使用せず、「アルジルリン」というボトックスと
同じような効果が期待できる成分を利用しています。費用の面でも、ボトックス注射は部分治療だけでも3~5万円程度、
顔全体だと10~30万円程度かかるのに対し、塗るボトックスは数千円~1万円台で購入することができます。
ボトックス注射に比べると効果が薄いようですが、気軽さが受けているようです。
最近では、塗るボトックス成分のアルジルリンに様々な美容成分を加え、
化粧水やクリームとして利用できる商品もでき、さらに気軽にボトックスを試すことができます。

ボトックスのメリットとデメリット

ボトックス注射のメリットは、他の整形手術に比べると格段に「手軽」であることが挙げられます。
ボトックス注射治療は、部分的なしわの治療なら10分程度と短く、もちろん入院は不要で、
治療後すぐから日常生活が送れます。効果も現れやすく、1週間後ぐらいから効果が出始め、徐々に効果が高まってきます。

一方、デメリットとしては、他の多くのプチ整形と同様に、効果が一時的であるということです。
人にもよりますが、通常半年~1年で効果がなくなってくるようです。
長期的な効果を期待する方には物足りないかもしれませんが、逆に考えると、仕上がりに納得がいかなくても、
1年たてば元に戻るという安心感もあります。また、浅いしわや軽いわきがには効果を発揮しますが、
重度のものには効果が発揮しにくいというデメリットもあります。
ボトックス注射は美容外科クリニックで受けるようになりますので、事前のカウンセリングで、
現在の症状と期待できる効果、そしてかかる費用等十分に確認することが大切です。